※水は足元にかけるのが基本。正面からだけではなく、まんべんなく裏側からもかけよう。
水は鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えるのが基本。
土の中に滞留した肥料分や空気、水分を流し出すような気持ちでしっかりと与えるようにしましょう。また、上からサッと撒いただけでは、水をやっているつもりでも葉に遮られて、鉢の中にほとんど水が浸透していないことも起こり得ます。
水やりはゆっくり丁寧に
鉢内に水をしっかりと浸透させることが目的ですから、ジョウロの先を足元に持っていって、ゆっくり丁寧に水をかけるようにします。 土は適度な湿り気を与えると水が浸透しやすくなるので、棚場全体を水やりした後に、同じコースをもう一度水やりしてあげると、水切れを起こす心配は大幅に軽減できます。
雨の日も油断は禁物
雨の日も油断は禁物です。わずかな雨量だと水分量が十分ではなく、次の水やり時間までに乾ききってしまう可能性が高くなります。
小雨程度の雨の日なら、傘を差しながらでも水やりをして回った方が、水切れの心配を軽減できます。
※樹の足元に土を置いて実験。上からザッとかけただけでは水はほとんどかかっていない(左)が、足元で水やりすると充分に浸透している(右)