2 肥料の種類について
アイキャッチ画像

油カスを主成分とした玉肥

https://www.bonsai.co.jp/products/list?category_id=60

 

玉肥は用土の上に置いて使用する。

 

液肥タイプの肥料は規定希釈に薄めて、水やりと同時に与える。

https://www.bonsai.co.jp/products/detail/6237

 

 

肥料は大きく分けて「有機質肥料」と「無機質肥料」に分類できます。有機質肥料は油カス・骨粉・魚カス・鳥フンなどを原料としたもの。これら有機質肥料は土の中にいる微生物によって分解されて無機質の状態となってから、はじめて植物の根から吸収されます。肥料を置いてから無機質化されるまでに時間差があることからすぐに肥効が現れるというものではありませんが、1〜3ヵ月の期間で緩やかに効くという特徴があります。このため肥料あたりなどの心配が少なく、長期間にわたって平均的に肥培効果が望めるという利点があり、盆栽に好んで用いられています。
化成(化学)肥料に代表される無機質肥料は、鉱物や石油などで合成して作り出されたものです。無機質の状態で商品化されていますから、すぐに肥効が発揮されます。さらに大量生産が可能で比較的安価で入手でき、品質も安定しているというのが利点。ただし玉肥に比べて持続力が低いために、一定の肥培効果を長期間に渡って継続的に得るのが難しいというデメリットがあります。特定の元素を強化した商品が市販されているので、花や実を付けたい時や元気をつけたい樹に対して「追肥」として使用されることが多いです。
化成肥料の中には表面をコーティングしたり、窒素などをすぐに効果を発揮しない形態にして緩効性とした商品もあり、有機質肥料独特の臭気がなく、玉肥と同様の使い方ができる商品も販売されています。

0 合計 ¥ 0

現在カート内に
商品はございません。

Menu