5 肥料の効果的な与え方
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玉肥は40〜50日が交換の目安。形が完全に崩れる前に交換するのが望ましい。

 

崩れて溶け出すと用土が汚れて、水通りなども悪くなる。

 

肥料専用の容器。表土が汚れたり、鳥による肥料の食害を防ぐことができる便利アイテム。

 

 

玉肥は鉢1号(1号=約3㎝)あたり1個が目安とされます。これを基本に、若木はやや多めに、輪郭が出来上がったものはやや控えめに肥料を与えるといった要領で調整します。
玉肥の大きさにもいくつか種類があり、大きさによって肥培効果も変わります。鉢の大きさ(用土の量)を目安に、大物盆栽は大粒、小品盆栽は小粒と、育てている盆栽の大きさで使い分けるようにしましょう。
玉肥の肥料分は40〜60日ほど持つとされますが、古い肥料をいつまでも使っていると肥培効果が薄れるだけではなく、肥料が崩れてしまいます。崩れた玉肥は表土上に広がって固まり、水通りなど培養環境の悪化を招く原因ともなるので、1ヵ月サイクルで早めの交換をお薦めします。
肥料を同じところに置き続けると根がその場所に集中することになるので、交換の際には玉肥の置き場所をずらすようにしましょう。

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