一陽白釉袋式楕円鉢

¥88,000 税込

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商品コード: 1-02

左右12.2cm奥行9cm高3.2cm

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この商品は月刊「近代盆栽」2026年1月号付録・通販カタログ「盆栽情報」に掲載されている商品です。商品のより詳しい情報をご覧頂くために、誌面では紹介しきれない写真をWeb上で公開しております。

 

 

商品解説

 白釉と思われるが蕎麦釉や飴釉にも見える古色を呈する作品。袋式の丸みを帯びた形状と釉色よく調和し、深い味わいを漂わせている。小品盆栽垂涎の逸品。木箱付。落款:三琇一陽

 

 

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※古物ゆえの小さなホツレ等はご了承下さい。

作家プロフィール

陶名:三琇一陽(さんしゅういちよう) 本名:神谷恒一(1902~85)

 愛知県高浜市出身。瀬戸物卸商の父を若年時から手伝う。自身も昭和初期に東京・恵比須で盆栽鉢商「三州屋神徳商店」を営んだ。オリジナル商品の開発に向け、各窯に発注するが種々問題が生じ、自家専用窯の必要性を感じる。そこへ出身地三河で窯業試験場の廃窯問題が起き、渡りに舟の無償貸与の5ヵ年契約を結ぶ。三琇一陽窯の誕生である。一陽31~35才の間に焼かれた盆器の中でも、とりわけ水盤が交趾写しの温かみや独特の楕円鉢で人気となり、陶翠と比肩されまでになる。もっとも水盤の制作数は少なく、数多く手掛けたのは小鉢。培養にも適する西三河の胎土は時代乗りも早く、中庸を得た型、バラエティ豊かな釉色で愛好家の支持を得た。

 その後、陶業を離れ、精密機械工業へ転身。小さな町工場から育て上げた事業が軌道に乗り、その経営の一線を退く昭和40年代に余生の趣味として小鉢づくりを行う。一陽を慕ってくる三河周辺の鉢作家に助言・指導も行った。単なる陶工ではなく、企画、制作、流通、販売まで一貫してコーディネートする役割に真価を発揮した人物といえよう。

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