商品解説
圧巻の太幹と立ち上がりの野趣溢れる根芸が見所のくちなしの小品盆栽素材。幹の曲が素晴らしく半懸崖樹としての基礎は出来上がっています。枝づくりを優先しているため実は成っておりませんが、次の秋は実成りも楽しめるでしょう。小品盆栽として計画的に作りこまれた素材だけにサイズ感もよく、樹冠部と枝を1〜2作して鉢を締めれば本格的な小品くちなしとして飾れる日も遠くないでしょう。将来有望な一樹です。
関連書籍はこちら→「小品盆栽36種徹底紹介 上巻」・「花物・実物盆栽ブック 人気・注目樹種77種」
◆現品限りの商品です。 2025年9月上旬撮影
◆季節や樹種によっては、お届け時には花・実・葉等が落ちているのもありますことをご了承下さい。なお、実・花の部分アップはあくまで参考例です。また、卓や地板は撮影用のものです。
クチナシの魅力
アカネ科クチナシ属
芳香のある純白の花と特異な実の姿で、一味違った独特の趣きがあるくちなし。樹勢が強く芽吹きも旺盛なため、葉刈りを繰り返す事で短期間に小枝づくりが可能、鑑賞段階までの仕上がりが早いのが大きな魅力です。
●開花期:6月~7月(新梢の先に開花)
●実の鑑賞時期:9月~翌2月
●交配:自家受粉(自然交配。人口交配で確率アップ)
ワンポイントアドバイス
■実成りを楽しむためには
葉刈りや剪定を行うと花芽を失ったり花芽分化に影響を与える可能性が高くなるので、実成りを楽しみたい場合は前年から作業を控えましょう。ただし、新梢の間伸びを防ぐために、部分的に犠牲枝を走らせたり肥料を控えるなどの工夫は行いましょう。枝を混ませすぎると各枝が細くなるので花芽が分化しにくい傾向があります。
■置き場
生長期間は日照・通風のよい場所で管理し、夏場は寒冷紗やヨシズで遮光します。
暖地性のくちなしは寒さに弱いので、ムロ入れは必須。一度霜に当ててからとは考えず、早めに取り込んだ方が無難です。
■水やり
非常に水を欲しがる樹種で、年間を通じて水を多く必要とします。常緑種樹なので冬場も注意が必要です。花・実が付いている時期は特に吸い上げが多いのでこまめにチェックしましょう。実成りを楽しみたい場合は、開花中は花びらに水がかからないようにしましょう。
※当店では実店舗での販売も行っているため、在庫の反映がリアルタイムではなく売り切れている場合があります。その場合は、申し訳ございませんがキャンセルさせていただくことをご了承下さい。なお植えられている鉢にはホツレ・ニュウなどがある場合もあります。予めご了承下さい。
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盆栽
